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【Extreme Hearts振り返り 番外編 9話2周目+RISEブログ】

Twitterで連載していた、Extreme Hearts放送当時を思い出しながら振り返る、「Extreme Hearts振り返り」シリーズをブログにアーカイブしたものです。

【Extreme Hearts振り返り 番外編 9話2周目+RISEブログ】は[2022年12月20日]にTwitter上で公開されました。

 

【Extreme Hearts振り返り 番外編 9話2周目+RISEブログ】

(個人の感想です。番外編。9話を見た次の日の話)

 

ExH9話を見た私はすっかりExHにハマってしまった。狂ったといってもいいかもしれない。1~8話時点でもこの夏で一番面白いアニメだと思っていたが、9話の完成度には度肝を抜かれた。9話を見てからは毎日ExHのことを考えて過ごしていたし、今でもそうである(健全なオタクだ)。

 

狂ってしまったので私は9話をもう一度観ることにした。私は基本的に放送中に作品を見直さないタイプだ。1クールアニメはドライブ感が大事なので、妙なツッコミどころに気がついたりしないように2周目は制限している。しかし狂ったのならしょうがない。9話を再生する。

 

実は2周目を見るまでは9話には少し疑いがあった。「勢いで押しきられただけで2回目見たらそうでもないんじゃないか?」という疑いである。そして2周目を見た私は……そりゃもうびちょびちょになった。2周目のがおもろいやんけ……。よく出来たアニメだ……。

 

どうしても理瀬の後ろから陽和がサーブレシーブするシーンから涙腺が限界になってしまう。カッコよすぎだろ……。この段階ではなぜこのシーンでこんなに感動するかわからなかったが、とにかく泣ける。1周目の感動は決して勢いだけではないことがよくわかった。

 

2周目で余裕がある状態で見ると絵にも注目することができた。ヌルヌル動くわけではないが技術を総動員して作られたスポーツシーンは充分な強度を持っている。こういった作画技法だと2周目で動かないな……と白けてしまうこともあるのだが、何回みても思ったより動いてるの方が勝つ。強い。

 

9話はギアの輝きも本当に綺麗だ。ここで気が付いたのだがExHの撮影、つまり画面の効果や光のエフェクト類は現代的で、画面を支えるのにとても貢献している。3話の時に感じた止め絵の映え感は原画と撮影の技術がしっかりしているからこそだと9話でやっと気がついた。

 

さて、3話からはあまりExHについて調べていなかった私だが、9話を見た後は感想をいろいろ探してみた。当時ブログ記事などはほとんどなかった記憶がある。いや、Twitterで調べるとブログがあるらしい。RISEブログ……?お化けに電流走る・・・!即座に公式HPに移動し、BLOGボタンを押す。

 

そして私はオタクの本能に導かれるままイヤホンを装着。「青空に逢えるよ」をspotifyで検索。ブログのリンクを遡り(この時はまだ最新のページが最初に表示されていた)RISEブログ鑑賞――。孤独なシンガーだった葉山陽和に仲間ができていく様子っ・・・!俯瞰っ・・・!

 

号泣っ・・・・!おばけ2連続で号泣っ・・・・!オタクが好きなやつ~~~!!オタクが好きなやつが用意されている~~!!さらに公式HPを見ると自己紹介ボイスとキャラ紹介までついている。んお~!!オタク、オタクが好きなやつ~~!!北条さんの設定オタクが好きなやつ~~~!!

 

アニメオタクとして完全に幸福の絶頂に突入してしまった。ただでさえ夏クールは普段の2倍以上のアニメを見て「俺こんなアニメ好きだったっけ?」となっていたところでこれはダメ押しだった。「俺……アニメのことまだこんなに好きじゃん」アニメオタクとして生を受けた時のことを思い出した。

 

原初の喜び……。アニメを観るって楽しいんだぞ!とExHに思い出させて貰った気持ちになった。いや、ExHだけではない。夏、なんなら春から面白いアニメがラインナップされていたこのクールが、季節が思い出させてくれたのだ。センキューアニメ。そう呟いて私の夏の9週目はすぎていった。【終】