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いろいろしゃべるお化け

【Extreme Hearts振り返り 番外編 9話2周目+RISEブログ】

Twitterで連載していた、Extreme Hearts放送当時を思い出しながら振り返る、「Extreme Hearts振り返り」シリーズをブログにアーカイブしたものです。

【Extreme Hearts振り返り 番外編 9話2周目+RISEブログ】は[2022年12月20日]にTwitter上で公開されました。

 

【Extreme Hearts振り返り 番外編 9話2周目+RISEブログ】

(個人の感想です。番外編。9話を見た次の日の話)

 

ExH9話を見た私はすっかりExHにハマってしまった。狂ったといってもいいかもしれない。1~8話時点でもこの夏で一番面白いアニメだと思っていたが、9話の完成度には度肝を抜かれた。9話を見てからは毎日ExHのことを考えて過ごしていたし、今でもそうである(健全なオタクだ)。

 

狂ってしまったので私は9話をもう一度観ることにした。私は基本的に放送中に作品を見直さないタイプだ。1クールアニメはドライブ感が大事なので、妙なツッコミどころに気がついたりしないように2周目は制限している。しかし狂ったのならしょうがない。9話を再生する。

 

実は2周目を見るまでは9話には少し疑いがあった。「勢いで押しきられただけで2回目見たらそうでもないんじゃないか?」という疑いである。そして2周目を見た私は……そりゃもうびちょびちょになった。2周目のがおもろいやんけ……。よく出来たアニメだ……。

 

どうしても理瀬の後ろから陽和がサーブレシーブするシーンから涙腺が限界になってしまう。カッコよすぎだろ……。この段階ではなぜこのシーンでこんなに感動するかわからなかったが、とにかく泣ける。1周目の感動は決して勢いだけではないことがよくわかった。

 

2周目で余裕がある状態で見ると絵にも注目することができた。ヌルヌル動くわけではないが技術を総動員して作られたスポーツシーンは充分な強度を持っている。こういった作画技法だと2周目で動かないな……と白けてしまうこともあるのだが、何回みても思ったより動いてるの方が勝つ。強い。

 

9話はギアの輝きも本当に綺麗だ。ここで気が付いたのだがExHの撮影、つまり画面の効果や光のエフェクト類は現代的で、画面を支えるのにとても貢献している。3話の時に感じた止め絵の映え感は原画と撮影の技術がしっかりしているからこそだと9話でやっと気がついた。

 

さて、3話からはあまりExHについて調べていなかった私だが、9話を見た後は感想をいろいろ探してみた。当時ブログ記事などはほとんどなかった記憶がある。いや、Twitterで調べるとブログがあるらしい。RISEブログ……?お化けに電流走る・・・!即座に公式HPに移動し、BLOGボタンを押す。

 

そして私はオタクの本能に導かれるままイヤホンを装着。「青空に逢えるよ」をspotifyで検索。ブログのリンクを遡り(この時はまだ最新のページが最初に表示されていた)RISEブログ鑑賞――。孤独なシンガーだった葉山陽和に仲間ができていく様子っ・・・!俯瞰っ・・・!

 

号泣っ・・・・!おばけ2連続で号泣っ・・・・!オタクが好きなやつ~~~!!オタクが好きなやつが用意されている~~!!さらに公式HPを見ると自己紹介ボイスとキャラ紹介までついている。んお~!!オタク、オタクが好きなやつ~~!!北条さんの設定オタクが好きなやつ~~~!!

 

アニメオタクとして完全に幸福の絶頂に突入してしまった。ただでさえ夏クールは普段の2倍以上のアニメを見て「俺こんなアニメ好きだったっけ?」となっていたところでこれはダメ押しだった。「俺……アニメのことまだこんなに好きじゃん」アニメオタクとして生を受けた時のことを思い出した。

 

原初の喜び……。アニメを観るって楽しいんだぞ!とExHに思い出させて貰った気持ちになった。いや、ExHだけではない。夏、なんなら春から面白いアニメがラインナップされていたこのクールが、季節が思い出させてくれたのだ。センキューアニメ。そう呟いて私の夏の9週目はすぎていった。【終】

【Extreme Hearts振り返り SSS9話】

Twitterで連載していた、Extreme Hearts放送当時を思い出しながら振り返る、「Extreme Hearts振り返り」シリーズをブログにアーカイブしたものです。

【Extreme Hearts振り返り SSS9話】は[2022年12月19日]にTwitter上で公開されました。

 

【Extreme Hearts振り返り SSS9話】

(全て個人の感想です。できる限り当時の素直な感想を再現するため、非礼な文章が出てくることがあります)9話の感動も冷めやらぬまま、そのままSSS9話を再生する。よし、ミシェルも綺麗にナレーション読んでるな。

 

突撃取材をするスマパ。便利屋すぎる。ロボットを紹介するSnow Wolf。レニさんちっちゃい!カスタム医療用ロボって話だったけど一応Pロボ扱いなんですね。チューニングレギュレーションのチェックとかもちゃんとあるんだ。そりゃそうか。自作機とかいるの!?ロマンありますね。

 

スマパは野球の時だけPロボ使うのか。よくよく考えるとPロボの宣伝的には野球効果的だな。Pロボは鍛え方次第では一流選手とも戦える。見たいよ~。一流選手に一矢報いるPロボが……。イェーガー社ってQONに負けず劣らずヤバそうな企業名ですよね……。軍事産業に絡んでそうな名前。

 

ロボを使うのが上手いチーム、RISE!確かにスマイルパワーの実績から考えると2体ロボで勝ったのすごいですよね。3話時点で一矢報いているといえばそうなのか。強化されるロボのPロボ。学習AIって現代ですら二人で練習すると勝てなくなりますからね~。Pロボも歴戦の個体は相当強いのかも。

 

ノノの可愛さに言及するレニ。AIに可愛いを判定する機能がある……。いや、最近のAIを見てると可愛いを判断するのはAIの得意分野だとは思うんですが、人間の身近に寄り添うAIに可愛いを判定させることは倫理的な問題が発生する可能性がありそうですね。ExHでそんなこと考えてもしょうがないか……。

 

取材か番組収録かわかってないミシェルでちょっと笑ってしまった。ふわふわすぎである。レニさんがご飯を作ってくれるらしい。欲しいなー、マネージャーロボ。お米に感動するSnow Wolf。私も高いお米を貰ったことあるんですけど、お米でお米が食べられるくらいおいしかったですね。

 

レニさんですら素性の分からないお米。検索機能とかないのだろうかと一瞬思ったが、実際に農家さんの間だけで出回る伝説の米とかあるらしいので、ネットに繋がっててもわからないのかもしれない。すごく北海道を推してくれる!夏は北海道出身キャラが出るアニメが3つあったのでやたら北海道推しだった

 

東日本大会では北海道にも行けるかもかあ。二期ですか?試合後でも普通に話せる……。ExHのいいところだよね。「とりあえず……ヒヨリと会って、話したいなって思ってます」笑顔が可愛いね。これからも頑張ってほしい……。

 

PロボとAIの未来とSnow Wolfの未来に思いを馳せてしまう回だった。ExHのSF描写は身近な分、描かれている理想が分かりやすくていいですね。深く考えると複雑な気持ちになるところもありますが、そうなって欲しいという気持ちはすごく共感できるところです。理想を見せるのはExHの共通した見せ方だなあ。

 

Snow Wolfのこれからも気になるところである。最後の話し方的にはこれからも芸能活動を続けてくれそうな気がするが……。どんな話が展開されるのか楽しみにしながら、9週目の視聴を終えた。【終】

【Extreme Hearts振り返り 9話】

Twitterで連載していた、Extreme Hearts放送当時を思い出しながら振り返る、「Extreme Hearts振り返り」シリーズをブログにアーカイブしたものです。

【Extreme Hearts振り返り 9話】は[2022年12月17日]にTwitter上で公開されました。

 

【Extreme Hearts振り返り 9話】

(全て個人の感想です。できる限り当時の素直な感想を再現するため、非礼な文章が出てくることがあります)ExHはどこへ向かうのか。私たちは何が観たいのか。回答なしの戦いは続いていた。9話を再生する。

 

9話はミシェルとの出会いから始まる。ミシェル意外と背が高い!ギターを弾こうとするミシェルと聴きたがる陽和。ギターの音がそもそも好きそう。うっとりしまくる陽和。う……浮気者……。何故だかわからないがそんな言葉が頭をよぎった。

 

もう一曲サービスしてくれるミシェル。陽和の曲である。やべーなバチバチに落としにきてるじゃん。確かに前の話で仲間が2人2人でセットになってたから、陽和はチーム外でセットになるしかないのかもしれん(ちょっと寂しいけど)。

 

「ありがとうございます!」ここの陽和ここまで観たことない表情と声色してて笑っちゃうんですよね。ときめきまくってる!一緒に歌う2人。声質が近いのかめちゃくちゃ相性いい〜!もう2人で曲だそう!いい曲作れるよ!(誰?)

 

「この子もきっと、満足してる」ギター売る気なので?呼び名を訂正するミシェル。呼び名と敬語に拘るシーンが多いよね。ギターを売る気らしいミシェル。苦学生だ……。5000円で思い出のギターを!?売らない方がいいよ……。ギター抱いてるカット可愛すぎる。

 

「お別れ……悲しいね」子供に対しての言い方でなんか面白い。完全に護る側になってるな。ミシェルに待っててと言い残し全力疾走する陽和。チャージした時の光がすごい綺麗。米15kgと卵を持って帰ってくる陽和。北海道要素!キタニシキ……。なんでササニシキのもじりなんだろう。

 

ササニシキは昔は主流なお米だったのだが、今は希少米と呼ばれるほどに生産数が減ってしまったお米らしい。しかも東北が主な産地で北海道ではほぼ作られていない。現代では人気のない米が北海道に産地を変えて2048年には復活しているということなのだろうか。閑話休題

 

お米の代わりにギターを預けるミシェル。お金が入ったら取りに来るらしい。律儀!お米を持とうとして「はぅあ!」するミシェル。ハート目SDが出る陽和。なんか……アーティストって感じがするな9話の所長は。片手で15kgのバッグを持ち上げる陽和。大概化け物だよね。

 

ミシェルの家にお邪魔します!民家なのにロボ工場がついてる。ロマンがある家だな。アシュリー登場!こっちも優しそうな人だ。2人の身の上話を聞く陽和。音楽を教えたのはアシュリーらしい。「ギターも歌も超楽しい」「わかる~」所長は何気に音楽が楽しい~って話できる人には初めて会ったのかな。

 

フルチューン……ロボ!現代だと走り屋的な感じだろうか。ロボのチューンと音楽とかいくら金があっても足りなさそう。貧乏トークに花を咲かせる3人。もやしとコマ肉と鶏むね肉は貧乏時にほんとにお世話になった。さらに極限になるとチョコチップクッキーでとりあえずカロリーだけを摂取するようになる

 

二人の家から帰る陽和。ルンルンで帰っていてかわいい。「私たちのExtreme Heartsは今年が最初で最後かもって」うーん、ロボット作りに来てるんだからそれはそうだよねえ……。「だから全力で戦いたいの」王道な展開だなあ。9話でこの展開を使うんだな……。パンチされるミシェル。痛そう……。

 

バレーボールの試合が始まる。観客席にいるスマパ&BanShee。スポーツ作品でよく見る解説役!気負い……確かに勝てば東日本大会には行けるけど。自由自在な回転のサーブを放つミシェル。つ、強い。テクニックがウリなだけある。

 

試合の分析をするRiNさん。知っているのかRiN!サーブへの反応が遅れた理瀬……の後ろを駆ける黒い影!所長ー!!!サーブレシーブの態勢から強引に飛び上がりバックアタックする陽和。マジでなんでかわからんけど泣きそうです。所長かっこいい……。

 

気合を入れ直すRISEの面々。アツイ……アツすぎる!カットインのSEと台詞の並びがドエライかっこよさ。そして流れる挿入歌。ここはもう正直くると思っていた。ExHと心通じた瞬間である。超高速移動するミシェルに追いつく陽和。所長ー!!!怪我しそうなこけ方で怖い!

 

「陽和、すごいな」リスペクトの塊バトル。これ最終話じゃない!?モンタージュカットが大爆発してアッツ!気が付けばマッチポイント。「ここで止められなかったら、この試合が終わっちゃう」あぁ……「普段はあんなにふわふわしてるのに」ちょっと笑ってしまう。

 

ここで一瞬映るカット最初見た時、後ろにいる人がお母さんかと思ったんですよね。ワンカットで情報ねじ込んでくるExHお得意のヤツ!(髪の色が違うので実際には多分違う)「スポーツと音楽とロボット作りと……」涙が溢れるミシェル。息を呑むアシュリー。「仲間と一緒に遊べる時間」

 

涙を拭うミシェル。「大丈夫だよ陽和。終わらないから」それを見た陽和は微笑み、サーブを放つ。マッチポイントのボールが飛ぶ!全力で光るギア。紙一重の攻防の連続。その果てに放たれた雪乃のスパイクがコートに突き刺さる。決着……。喜ぶRISEのコートの向こうで起き上がれないミシェル。明暗……。

 

ミシェルを優しく抱き留めるアシュリー。お客さんや陽和が心配するだろって諭し方がいいな。この子たちもプロなんだって思う。整列し、互いに並びあう陽和とミシェル。笑顔で握手をする。ノーサイド!スポーツの美学だ……。立ち上がるLINK@DollとMay-Bee達。戦いはまだ続く!そしてED……。

 

やべー……。「勝った」な。アニメにはそのキャラクターが生み出せれば、その1話があれば十分という「勝ち」の存在がある。ExH9話は完全に「勝ちの1話」である。1話で新キャラクターを掘り下げて、最高の試合を描く。脚本の筆力と素晴らしいアニメ演出を認めざるを得ない。

 

9話は「スポーツもの」として完璧な1話だ。互いにリスペクトを持ってのバトルで「友情、努力、勝利」を美しく描いている……?……?あれ?これじゃないの!?May-Beeとやるべきことはこれじゃないの!?9話でやっちゃったよ!?!?しかもぽっと出のキャラで!?

 

9話は完璧な1話だ。しかし、それゆえに問題が起きていた。May-Bee戦何やるの!?問題である。ExHにおいてスポーツは競うためのものでもあるが、互いを分かり合うためのツールでもある。試合を終えたら仲間になるのは、スポーツで互いに分かり合えるというExHの理想があるからだ。

 

RISE対Snow Wolfは今までExHが描いてきたスポーツの理想の極地にある。最後のボールを放つ前、陽和とミシェルは目線だけで会話する。陽和がミシェルの想いを受け止めてからサーブを放つからこそ、最後の攻防はより一層の美しさを放つのだ。

 

「スポーツもの」としてのExHが描きたいことは9話に詰まっている。9話……9話だよ!?あと3話もあるのに!この後何する気なんだよ!さらに言えばシチュエーション的にはMay-Bee戦の方が弱いのだ。東日本大会にはもう行けるのだから。……???どういうこと???

 

May-Bee戦を最高の戦いにするのなら、May-Bee戦までこの展開をしなければいいだけである。だがExHはそうしなかった。つまりMay-Bee戦には別の意味があるのだ。ただ最高の戦いを描く以上の何かが。うわー!!わかんねえ!!何も!!!

 

こっちが1歩進む間にExHは2歩進む。理解が追いつかないとはまさしくこのことだ。ExHというアニメの全容は既に見えているはずなのに、最後のブラックボックスの闇はさらに深くなっていく。箱の底にあるのは黄金に光る宝かそれとも……。感動と不安が入り混じる9話であった。【終】

【Extreme Hearts振り返り SSS8話】

Twitterで連載していた、Extreme Hearts放送当時を思い出しながら振り返る、「Extreme Hearts振り返り」シリーズをブログにアーカイブしたものです。

【Extreme Hearts振り返り SSS8話】は[2022年12月13日]にTwitter上で公開されました。

 

 

【Extreme Hearts振り返り SSS8話】

(全て個人の感想です。できる限り当時の素直な感想を再現するため、非礼な文章が出てくることがあります)あらすじ枠さんが……消えた!ノノはお手本のようなあらすじ紹介をしてくれる。流石2048年の高性能ロボットだあ。

 

自己紹介をするLINK@Dollメンバー。あの、もう戦わないんですけど……。基本は補欠って何!?スポーツならわかるけどアイドル業で補欠って……いうてあるか。いやでもデビュー後の7人で補欠は普通いないだろ。この子はどうやって稼いでるんだ。

 

昔懐かしのSRPGみたいな陣形になるRISEとLINK@Dollメンバー。定期的な枠配置芸、結構ツボなんですよね。急にやってくるMay-Bee。May-Beeが急に来なかったことが逆にない。練習試合の雰囲気を確認する理瀬。私も練習試合行った時こういう会話よくしたな……。ダイジェストで地獄の練習をしていて笑う。

 

それぞれのチーム分析をしあう各チーム。スポーツもののこういう描写、ワクワクしますよね。互いに認め合ってる感じがしてアツい。練習終了後に集う3人のリーダー。なんかすげえメンツだな。裏では腕相撲大会が。エマさんが理瀬と五分ってるんですけど……。

 

羽月と舞花の関係について聞く陽和。アニメでは珍しいマジで腐れ縁っぽい関係の2人だ……。含みはいろいろありそうだが。「あー……個性出ますね」即戦力社会人葉山陽和の本領発揮すぎるセリフで好き。高校生の受け答えではない。

 

LINK@Dollは絆や連携重視で、May-Beeは個人重視。コンボかスタッツか。カードゲームみたいだな。どっちのチームもリーダー主導で集めたチームなんですね。「困ってるところを助けてもらってるばっかりで」うーん、確かにそうかもしれないけど、なんか微妙にモヤモヤするな。陽和も頑張っとるじゃんね。

 

リーダーとしての資質を語る羽月さん。こーいうとこがさ……羽月さんはズルいよね(誰?)。芸能界が長いから他人にどう見られるかがすごく冷静なの、熱血な一面と真逆でギャップがすごい。プロのタレントなんですよね。「今年もし負けたら…RISEってどうする感じ?」舞花さんぶっこみすぎです!!

 

答えにくいとかじゃないんだ。「そんなに詳しく話せていないんですが……」え!?話してんの!?話してる~!!ExHではキャラの過去を描写するとき以外で出てこなかったフラッシュバックである。この使い方はお洒落すぎる。我々が見ていない所でも重要な話をしてるんだ~。日常の奥行きがすごく出るな

 

負けても終わりじゃないですし……。そう、負けても終わりじゃない。けど、じゃあ勝つ理由は……?8話視聴後から続く疑問が深まっていく。この後の羽月と舞花の会話好き。自分たちも楽しいし、ファンが喜ぶからさらに楽しい。勝てばさらに楽しいから負けない。シンプルな原理だなあ。

 

RISEとは背負っているものが違う2チームなのがわかるワンシーンであり、RISEの背負っているものはなんだろうかと考えさせられるシーンでもある。夢……?うーん、しっくりこない。見過ごしたわけではないはずだ。とするとこれから開示されていくのかなあ……。

 

ライバルチームの立ち位置、RISEの日常に奥行きが出た回だった。同時に深まる謎。RISEはこれから一体どこへ向かうのか。それがこのアニメの行く道になるはずだが、その答えは未だ見えなかった。【終】

【Extreme Hearts振り返り 8話】

Twitterで連載していた、Extreme Hearts放送当時を思い出しながら振り返る、「Extreme Hearts振り返り」シリーズをブログにアーカイブしたものです。

【Extreme Hearts振り返り 8話】は[2022年12月11日]にTwitter上で公開されました。

 

【Extreme Hearts振り返り 8話】

(全て個人の感想です。できる限り当時の素直な感想を再現するため、非礼な文章が出てくることがあります)驚愕の次回予告からやってきた第8話。み……、水着回。私は別にExHにセクシーさを求めているわけでは……。でも見ちゃう。そんな気持ちで再生ボタンを押す。

 

8話はスポーツシーンから始まる。あれ!?水着は!?ものすごい速度で消化される本戦。水着回やるのにスポーツを早回ししていくスタイルなの!?セブンスラグビーって初めて聞きました。ラグビーは所長が最強すぎませんか。OPへ。5人揃ってからのOP、なんかいいな。

 

EVER GREEN!?うおっその名前はやめてくれ。あらゆる戦場の記憶がフラッシュバックする(ウィッラィエバグリ)。あれなんかライブを……ライブをしようとしてない!?なんで!?いや勝ったからだけど!ダイジェスト戦のあとにライブされても……困る!ほんとに始まった!

 

いやなんか殺人的なカットが多いな。私は最初にライブシーンを見る時はどれくらいの作画コストがかかっているか気になってしまうタイプだ。8話のライブはかなり地獄寄りだと思う。5人の全身振りつけカット怖すぎる。それよりもなぜこのタイミングでライブを……?あっ最後の振り付けかわいい。

 

3話の最後の感情が蘇ってきた。このアニメわけわかんねえ……。とはいえ7話分の付き合いの重みというか、ある程度ライブを楽しむ余裕くらいは出てきたことも感じられたシーンではあった。でもなんでこのタイミングでこんな豪華なライブシーンがあるの???予算が余ってるのか???

 

ライブ終わりに感想をいいあう面々。ステージ度胸がすごいよね。初めてのステージで楽しかったって言えるのはスポーツ経験者だからだろうか。ノノにメールが届いたらしい。May-Beeの番組!「ロケ地は千葉の海ですよ~」あっ、これかあ!!一瞬マジで水着フェイントで終わるかと思った。

 

「千葉県ホテルOXプライベートビーチ」歴史すら感じるテロップだな……。要所要所で懐かしい空気が漂うアニメだ。「では本番まいりま~す」スタッフがちゃんといるタイプのアニメ!ExHは男を出すことに躊躇いがないのがアイドルものとして少し珍しくて面白いですね。社会描写の一環だと思いますが。

 

水着のデザイン全員分してあるな……。なぜわざわざ水着回を挟んでこんな苦行を?スマイルパワーは本業結構人気あるんですねえ。「はーい、カットー」後ろにいるドローンのおっさん何!?なんでドローンのおっさんまで描写する必要があるの!?作中カメラ内映像のカットは個人的に好きではありますが。

 

これ面白いのが、【ドローン飛ばす→ドローン視点のカメラのカット】じゃなくて【なぜか上目線の全員→ドローンのおじさんを映す】でドローン映像を飛ばしてたことを悟らせるという順番なんですよね。こんなところで映像の叙述トリックを発生させる意味が分からなさ過ぎて笑ってしまう。ExHっぽい。

 

RiNさんのキャラクターをフォローするBanSheeメンバー。いい子たちね。RiNさんの家豪邸すぎない?ExHは陽和を除いて基本的に家に余裕がありそうなの、妙なリアリティがあって面白い。話を聞いて絡みにいくRISE。スポーツマンだけあって絡み方が陽キャ!主人公チームがこういう精神性なの珍しい。

 

急に始まるビーチバレー対決。ティーナさんデカすぎる!中学生がいる大会でこれは反則です!騎馬戦だぁ!「そういう番組じゃないから」中学生もいるんです!やめてください!ティーナと同じ扱いの陽和。もしかして化け物枠なんですか……?夏の海で騎馬戦。青春やん?

 

収録終わったら練習する気の勝ち上がりチーム。体力がイカれてます。夕食を取るカットでティーナさんがすげえ食ってて笑う。デカいだけある。夜は花火!SUNRISEのギターアレンジがエモすぎる。本格的な夏休みは大会が終わってから。ほんとにストイックだよなあ。伊達にスポーツ極めてない。

 

「去年までは、想像もしなかったなあ」急にエモくなるやん。さっきまでド派手に水着回やってたからこっちのテンションが微妙に追いつかない。「この時間が少しでも長く続くように」……?あれ、何か変じゃない?陽和は曲をみんなに届ける為に勝ち上がっていたのでは?手段と目的が逆になっている。

 

最初このシーンを見た時、「この時間が少しでも長く続くように」が飲み込めなかった。違和感くらいの感覚で特に言語化はしていなかったが、ここで私が思ったのは、「だとしたら勝たなくてもよくないか?」ということだったと思う。長く一緒にいたいならExHで勝ち抜かなくても……。そう思ったのだ。

 

1週目ではここが飲み込めなかったので、結局水着パートが何を伝えたかったのか汲み取りきることができなかった。な、なぜ海にいったんだ……。アイキャッチを抜けて再び試合が始まる。ベスト4が決定!?じゃあ試合はあと二試合かあ。残りチームから行くと次はLINK@Dollかな。

 

「いえ。どっちでもないです」へ?Snow Wolf?誰!?ロボット工学を学んでいるバンドチーム!?詰め込みすぎじゃない!?ゴールに人が刺さってますけど!?ついにPロボの謎が解き明かされる日が来るの!?読めねえ~このアニメ。もうなんもわからんです。にしてもクールで苛烈な感じのチームだな。

 

バレーボールの片づけを申し出るPロボたち。めっちゃ泣ける……。もうPの部分で輝けることはないのか。なんとか一矢報いてくれ……。「Snow Wolfさんたちのロボットには負けていられませんからね」え、Pロボ同士で対抗意識とかあるんだ。ロボットの反乱おきないのが不思議だなこの世界……。

 

河川敷に向かう陽和。そこで出会ったのは、さっき見た人!Snow Wolfのミシェル!あ、あれ、なんかすごい儚げな雰囲気の人だ。スポーツの時のイメージと違ったな。そしてEDへ……。EDにSnow Wolfが追加!隠されていた最後のチーム!めちゃ熱い演出だぜ。

 

8話の感想はうおーっ!このアニメ、何も分かんねえ~~~!!!だった。どうして海に行ったのかもわからなかったし、LINK@Dollとの因縁を使わない理由もよくわからなかったし、振出しに戻るレベルで何もわからなかった。しかし、面白い。もう何が面白いかもわからないが面白い。

 

やはり最後の着地点が見えないのがExHを分からなくしている。今回の話で陽和が「この時間が少しでも長く続くように」といったことでそれは加速する形になっていた。最終話で見せたいものが分からないのもそうだが、私たちがこのアニメ求めているものも何なのだろうか。

 

最終話でどういう話が来たら嬉しいのかわからない。2人で考えたが、首を捻るばかりだった。それにもう一つ気になってくることがあった。尺である。残り話数は4話。9話でSnow Wolf戦、10→11話でMay-Bee戦だとすると1話余るのだ。いや、10→11話をMay-Bee戦にあてるならExHなら1.5話で十分かもしれない

 

1~1.5話の余り。これを何に使う気なんだ……?何に使われたら嬉しいんだ……?正解がわからない。しかし、このわからなさこそExHの面白さ、オリジナルアニメの面白さである。何を見せてくれるというのか。不安と期待が入り混じりながら8話の視聴を終えた。【終】

【Extreme Hearts振り返り SSS7話】

Twitterで連載していた、Extreme Hearts放送当時を思い出しながら振り返る、「Extreme Hearts振り返り」シリーズをブログにアーカイブしたものです。

【Extreme Hearts振り返り SSS7話】は[2022年12月8日]にTwitter上で公開されました。

 

【Extreme Hearts振り返り SSS7話】

(全て個人の感想です。できる限り当時の素直な感想を再現するため、非礼な文章が出てくることがあります)今回もあらすじは二人で読む……微妙にあらすじ読んでないなこれ。まぁこれくらいのズレはええか……。

 

ブログの強化をする理瀬。ブログに対する感想がとても若者とは思えない高校生ズ。確かに理瀬は動画編集もしてたし、ブログのセッティングもできるかもしれない。技術的には違う所が多いけど。動画の質は高かったらしい理瀬。いや実際あんなヤバい動きする動画あったらバズると思うけどなあ。

 

広報部長に任命される理瀬。仕事が割り振られてよかったね。急に登場スマイルパワー。2回目の登場なんだけどすげえ古参キャラが来たみたいな気持ちになった。存在感あるな……。「5人合わせて!」「いや合わせんな」くだらないけど笑ってしまった。にょっと動く由香が中々卑怯。

 

BanSheeの話をする面々。結構人気らしい。あっ合同練習の集いだったんですね。話の流れで曲提供の口約束を取り付ける恵美と陽和。若社長同士の会話感あるな。理瀬のスペックを聞くスマパ。体重の2倍……握力75!?シンプルモンスターじゃないか……。腕相撲を申し込む由香。よく戦おうと思うな。

 

圧勝する理瀬。強すぎる。勝負したがる雪乃。RISEメンバーは陽和除いて負けず嫌いである。声が付いてるBanShee一同。キャラデザ凝ってるよね。結局腕相撲大会になって「理瀬さんは圧倒的に無敗」雪乃も3位だったらしい。RISEフィジカル強すぎる。

 

最後のセリフ「優勝、やったー♪」がなんというか……じーんとくる。Extreme Heartsという番組は陽和の参戦理由的にアイドルをフックアップする側面に注目してしまうが、スポーツが続けられなかった人をフックアップする場所としても機能しているんだなあ。rise again……。

 

現代だとスポーツは好きだけど、プロ選手になるところまで行かない人がスポーツを直接できる仕事で生きていくのは難しいと思うんですよね。その層は「趣味」としてスポーツを楽しんでいくと思うんですが、そこに「エンタメ」という価値を付与して仕事まで昇華させてるのがExtreme  Heartsなんですね。

 

こういう社会(というか資本?)活動に属せないコミュニティを拾い上げる活動ってものすごく社会的な意義があるなと思います。コミュニティに多様性があるほど人が人に認められるコミュニティに属する確率が上がるので。RISEはExtreme  Heartsの作ったコミュニティの恩恵を見事に受けてるわけですし……

 

自分が認められるコミュニティに属せてよかったねと陽和所長と同じ気持ちになった話だった。Extreme Heartsの社会的な意義も深まって味わいある話だと思う。ミクロとマクロの視点が同時に深まるこの感覚がExHの良さだなあと思いながら7週目の視聴を終えた。【終】

【Extreme Hearts振り返り 7話】

Twitterで連載していた、Extreme Hearts放送当時を思い出しながら振り返る、「Extreme Hearts振り返り」シリーズをブログにアーカイブしたものです。

【Extreme Hearts振り返り 7話】は[2022年12月7日]にTwitter上で公開されました。

 

【Extreme Hearts振り返り 7話】

(全て個人の感想です。できる限り当時の素直な感想を再現するため、非礼な文章が出てくることがあります)まだまだ安心はできない第7話。今回の加入はどう処理されるのだろうか……。タイトルでVガンダムのあの曲を思い出しながら7話を再生する。

 

「動画サイトNewTubeに投稿したりしてるけど、再生数は最底辺」理瀬のあらすじ語りから始まる7話なのだが、台詞のリズムが妙に小気味よくて笑ってしまう。アニメキャラは皆そうだけど、ExHのキャラクター達は特にみんな喋り方のリズムが独特ですよね。喋り方だけでキャラクターがたってて面白い。

 

ものすごい勢いでナンパする咲希。基本的にイケメンだよね。面接(ではない)を受ける理瀬。陽和感激~!ファンに会えて心底嬉しそうである。チームに入れる気満々でちょっと怖いです。シュート練習するRISE。理瀬の火力がおかしい。理瀬は空手やってるからな……。今も昔もカラテを極めた奴が上を行く。

 

練習試合でシュートを打とうとする理瀬。一瞬道着姿の人がフラッシュバックする。空手で相手を怪我させちゃったとかそういう感じかな?人は死んでなさそうでよかった……(雪乃回がトラウマになってる)。全力を出すことに怯える理瀬に気が付く雪乃、純華ペア。うーん、ブレイン。

 

再びフラッシュバック。担架で運ばれて微動だにしない女の子……。だ、大丈夫だよね。殺してないよね?雪乃の話があったせいで常に嫌なワンチャンスがあるのやめてほしい。家まで送るらしい咲希。この回の咲希王子様すぎる。ちょっとときめいてしまう。献立が吹き出しで説明されてる!?何!?

 

熱烈な勧誘にも靡かない理瀬。ノノが理瀬の経歴を説明してくれる。事故……。前腕骨折と頸椎捻挫!?ほんとに事故だよ!ガードした腕ごと……。想像を絶するパワーである。「あれから本気のスポーツはもうやらないって決めてるの」そりゃ怖いでしょ。事故レベルの火力が自分から出たら怖い。

 

勧誘のためPK対決を挑む咲希。スポーツ漫画っぽい展開!「どうしよう……私が負けたら本当にRISEに入れてもらうことになっちゃう」なんかあべこべな台詞でおもしろい。普通逆じゃない?迷惑なんかじゃないよ!これだけ動ける人なかなかいないよ!カラテシャウト一閃でシュートを止める理瀬。イヤーッ!

 

すごい。アイドル同士のサッカー対決なのにかわいい声が一つも出てこない。本気(マジ)である。「嫌なんだよ。誰かに迷惑をかけるのも、憧れてた人に嫌われちゃうのも」あぁ……。憧れの先輩を自分で怪我させちゃったのか。それは辛い……。シュートで吹き飛ぶ咲希。火力どうなってんだ。

 

鼻血を出す咲希。えっ、血!?血とか出るタイプの作品なんですか!?「あぁ、ほんとだぁ」鼻血でた時のリアルなリアクションすぎてなんか怖いセリフだ。理瀬は昔からぶつかった相手を怪我させてしまっていたらしい。いやー辛いな……。自分より相手が怪我する方が嫌だよね。

 

「試合であたった時は嬉しくて……」飛び蹴り一発で吹き飛ぶ先輩。このシーンほんとに怖い。先輩の倒れ方がゆっくり、ぱた……と倒れる感じなのが嫌なリアリティがありすぎる。私の中にある人が突然死ぬ時のイメージってこういう風にぱたと倒れる感じなので、恐怖感がエグイです。

 

「大好きなことをやっちゃいけない運命なんて、そんなの、あたしがぶちのめす!」王子様すぎ……。再開されるPK対決。チョップでシュートを止める理瀬。地面にヒビ入ってますけど……。

 

交代し、理瀬のシュートを受け止めようとする咲希。勝敗を決める最後のシュートの前に、理瀬は咲希になぜここまでしてくれるのか問いかける。

 

「あたしはきっと理瀬のことを好きになったんだ」王子様……。咲希に攻略されたいわ……あたしも(誰?)。戦って勝ち取る……。私も最近思うんですよね。結局、何かが欲しいなら戦って勝ち取るしかないって。先輩は怪我した後も優しかったんですね。いい人しか出てこないなこのアニメ。

 

最後のシュートを放つ理瀬。ギアから聞いたことない音が鳴ってます!火が出てないか?吹き飛ばされる咲希(一週目では脳が認識を拒んだのか気が付かなかったが、咲希がゴールネットに突き刺さっている)。ギアがなかったら絶対死んでるな……。咲希は大丈夫らしい。ギアすご。

 

勝者、理瀬のお願いは「RISEに入れてください」アッツ~!!王道だけどここまでの紆余曲折で沁みるセリフになっている。負けず嫌いを発動して次の勝負を挑もうとする咲希もしんみりしなさ過ぎていい感じ。「そうだよね、ノノ」「えぇ~」かわいいカット。ExHキャラの糸目はかわいい。

 

戦って勝ち取ってないから勝ちたいらしい咲希。頑固だけど咲希らしさを感じるシーンだ。勝つまでやれば必ず勝つ!結局引き分けてて笑ってしまう。ついに5人揃ったRISEメンバー。そしてEDへ……。

 

EDの最中、我々は次の話を予想していた。メンバーが揃っていよいよ最終章だと思われるが、なにをするのだろうか。決勝トーナメントが始まるとしたら特訓回などだろうか。残り2か3試合だとすると特訓だよなあ……。EDが終わり、次回予告が始まる。

 

「次は水着回!!(クソデカレインボー文字)」「みなさん、水着のお時間ですよ」何何何!?!?!?えっ、水着!?水着とか出るタイプの作品なんですか!?……?……!?!?!?どういうこと?普通に意味がわからなさすぎて一瞬脳が硬直してしまった。

 

Pロボが稼いだ物語の進行マージンを水着で潰す気なの!?Pロボの今までの努力はどうなっちゃうの!?このアニメを水モク(水着目的)で見てる人いるの!?急に商業主義に目覚めたの!?売り上げを気にするタイプのアニメだったの!?

 

硬直がとけて大量の疑問が浮かんできた。ほんとにどういうことなんだ。まるでアニメの因果に巻き込まれたかのように唐突に始まる水着回……。い、嫌だ。ここまできて既定路線に乗るようなアニメになるのだけはやめて……。

 

物語として1~7話はガッチガチに固まっているので、自由度が高くなる8話からは独自の展開が見られると思ったのだが、ExHの選択はまさかの水着回だった。3話を見終わった時のこのアニメわけわかんねえ~の感覚が蘇ってくる。

 

仲間は5人揃ったがこの物語の終着点、見せたい景色がなんなのか?については未だにわからないことだらけなのだ。それが見えるまではまだ安心できない。再び高まる緊張を感じながら7話の視聴を終えた。【終】